とん太の開業
「不況にこそ強いラーメン店経営」でとん太フランチャイズの特徴を、「独立までの流れ」でお問い合わせから開業までの間に行うことを詳しく解説しました。
ここではそのほか開業準備に関するヒントをご紹介します。
経営について
ヒント1
とん太は個人オーナーの方がほとんど。
しかし、もともと法人事業を営んでいている会社が業態転換でラーメン店も始めようとする場合など、法人で加盟される方もいらっしゃいます。
ヒント2
一般的に個人より法人の方が融資を受けやすい傾向があります。
しかし、所得が一定基準に満たない場合は個人の方が税務面での負担は緩やか。
法人事業を営まれていないのであれば、個人でラーメン店を始められることをお勧めしています。
融資は事業形態よりも事業計画書の作り込みが大事!
事業計画書の作成についてもしっかり支援します。
ヒント3
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。
青色申告には税制上の優遇措置があり、赤字を出してしまっても繰り越すことが可能です。
一方、白色申告には優遇措置や赤字の繰り越しはありませんが、事前申請の必要がなくて用意する書類も少なく決算手続きがシンプルで簡単というメリットがあります。
どちらにすべきかお悩みのオーナー様にはご相談に乗らせていただきます。
設備について
ヒント1
オーナー様の希望を伺ったうえで物件もご案内いたします。
物件には居抜きとスケルトンがあり、居抜きとは閉店した店舗の設備類をそのまま利用した店舗のことです。これに対し、スケルトンとは内装や設備などが全くない状態の店舗のこと。
スケルトンは内装や設備を自由に選べますが、その分、居抜きよりも施工予算がかかります。また、店舗が賃貸物件の場合は引き払う際に原状回復(借りる前の何もない状態に戻すこと)にも予算がかかる上、飲食店不可の物件も多いです。
なるべくオーナー様にご負担のないよう、居抜き物件をご案内するケースが多いです。
ヒント2
備えるべき厨房設備は、冷蔵庫、冷凍庫、洗い物シンク、食洗機の他に、茹で麺機、ガスコンロ、フライヤー、餃子焼き機、作業台、製氷機などは必要です。
オーナー様とご相談のうえで、先ずはご希望の立地で物件を探し、その中から内装や設備の揃った、あるいは揃えやすい物件のご紹介や必要に応じて中古厨房機器等もご紹介いたします。
メニューについて
ヒント1
「とん太」の看板メニューは「味噌ラーメン」と、豚骨醤油味の「とん太めん」です。
お問い合わせくださった方には、まずこちらをご試食いただきます。
さらに他の味もご試食いただき、軸となるラーメンが決定。
その上で餃子やチャーハンといったサイドメニューを決めていきます。
ヒント2
物件が決まったら周辺の客層や需要など徹底してリサーチし、メニュー作りに生かします。
例えば学生やサラリーマンが多い場合はランチセットを充実させる、家族連れが多い場合はデザートやドリンク類を充実させる等。
価格は、基本的には直営店の「ラーメンとん太」に準じますが、売り上げ予測や原価なども鑑みてご提案いたします。
ヒント3
指定工場で生産しているスープや麺などの製品をオーナー様へ直接供給しております。
これにより、オーナー様やスタッフ様の負担が少ないオペレーションと、ご来店いただいたお客様へ安定した商品のご提供の両方が実現できるのです。
また、生鮮食料品の仕入れ先もご案内しています。なるべく低価格で新鮮な野菜や卵などを、毎日納品してくださることが可能な良質な業者を紹介いたします。