フランチャイズの飲食店は本当に失敗しやすい?失敗事例とその対策を紹介します!

フランチャイズのメリットって?

飲食店をオープンするためには物件探し、客層やニーズのリサーチ、料金設定など準備に時間がかかるものです。しかしフランチャイズならばそれらを本部(フランチャイザー)に依頼したり、アドバイスをもらったりすることができます。他にもネームバリューによる集客、研修によるノウハウの吸収、安定した食材の仕入れなども期待できます。

フランチャイズのデメリットはロイヤリティ

フランチャイズの多くは飲食業で5~10%、サービス業で20~30%ほどが必要です。利益から家賃や光熱費、施工費のローンのほか、さらに5%を毎月固定費として徴収されるのは負担になることでしょう。

しかしフランチャイズによっては、とん太のようにロイヤリティ0円のところもあります。ロイヤリティを支払わなくてもフランチャイズのメリットを受けられるのは、大きな魅力です。

ロイヤリティ0円のとん太のフランチャイズ

https://fc.shusui.com/promo-tonta/

フランチャイズは失敗しやすいって本当?

メリットが多く成功しやすいイメージのあるフランチャイズですが、実は個人店より廃業率が高いというデータがあります。

2年後の廃業率

フランチャイズ加盟店・・・14.4%

個人店・・・7.8%

参考:『フランチャイズ契約が加盟店の廃業に与える影響』日本商業学会「流通研究」

(リンク)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmd1998/8/3/8_3_1/_pdf/-char/ja

 

日本商業学会のデータによれば、フランチャイズの廃業率は個人に比べて倍近くあります。
しかしこの数字だけ見て、一概に「飲食店を経営するならフランチャイズより個人店の方が良い」と言えるのでしょうか。

フランチャイズにはすでに述べた大きなメリットがありますし、成功率の方が廃業率より断然高いのは事実です。
フランチャイズ経営で主な失敗事例とその対策についてご紹介します。

フランチャイズで失敗してしまう三大原因

①資金不足

 

②本部との関係が適切ではない

 

③契約の見落としや本部選びの失敗

事例①資金不足

優れたビジネスモデルであるはずのフランチャイズで失敗する一番多いケースは、資金不足の問題でしょう。施工費のローンやロイヤリティなどランニングコストを軽視して採算が合わない、人が集まらず人件費がかかってしまう、近くにライバル店ができて収益が下がってしまった、販促やテコ入れがうまくいかなかった等々。ただしこれらは個人店でも起こりえる問題です。

事例②本部との関係が適切ではない

フランチャイズに加盟するオーナーさんの中には、加盟さえすればあとは本部がなんとかしてくれると思っている方もいます。しかしオーナーと本部の関係は、あくまで対等なビジネスパートナー。本部のノウハウに従うことも必要ですが、オーナー自身の努力や工夫も必要です。

事例③契約の見落としや本部選びの失敗

契約条件や本部自体のことをよく調べずに加盟してしまい、失敗してしまうケースも少なくありません。例えば契約解除後に一定期間類似の事業を行うことが制限される「競業禁止事項」、本部から受けられるサポートの範囲、購入しなければならないもの等、フランチャイズ契約にはさまざまな規定があるのでよく確認しましょう。

契約書がオーナーさんの不利な内容になっている、まったくサポートしてくれないなど悪質な本部も存在します。本部や他オーナーが不祥事を起こした影響を受けてしまったケースも。

フランチャイズで失敗しないための対策

対策①想定より多めに資金を用意する

居抜き物件だったのに厨房機器が壊れていて想定より初期費用がかかってしまった等、店舗開業や運営にはトラブルがつきもの。借入など余裕をもった資金を用意しておくことが大切です。

事例②本部とのコミュニケーション

本部に頼りすぎはNGですが、自由に経営しすぎるのも規約違反の恐れがあります。ビジネスパートナーなのですから、「こんなアイデアが浮かんだのだけど、やっても構わないか?」など普段からコミュニケーションを取って関係を良くしておくことがお勧めです。資金不足もなってしまってからではなく、なってしまいそうな恐れがある段階で早めに本部に相談しておけば、本部のサポートを得て持ち直すこともあります。

事例③事前にリサーチしておく

フランチャイズで成功するかどうかは事前のリサーチによって決まります。フランチャイズブランドの人気や評判、近隣店の売り上げや価格、客層や需要などをしっかり情報収集をしましょう。そして契約の際は、契約書をしっかり読み込むことが必要です。

フランチャイズの失敗例

飲食店の出店開業支援サイト「飲食店.COM」が発表した「閉店した飲食店の業態と営業年数の調査結果」によると、
開店したラーメン店の約4割が1年以内に閉店!3年以内には3割も閉店しているようです!つまり開店して3年以内に7割の店舗が閉店していることになります!

フランチャイズの失敗

秀穂では、とん太を含めた生存率は60%を達成しており、生き残るためのノウハウを多数有しております。

地域の方に愛される店舗づくりのために、地味ながらしっかりとした根付く努力をした結果となります。

国民食といえるほど人気のラーメン。その分、ラーメン店経営は競争も激しく、出店したからといって必ずしも成功するわけではありません。

フランチャイズなら開業資金も少なくて済み、ノウハウをもった本部にサポートを受けることができるので経験不足でも参入しやすい業界といえます。

まずはいろいろなフランチャイズに問い合わせて、自分にあった本部を探してみましょう。

 

 

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