昔ながらの雰囲気がエモい!昭和の面影を残す老舗ラーメン屋が今熱い!
淡麗系、貝出汁、つけ麺など、さまざまなトレンドが誕生するラーメン業界。
この数年は「ノス系」が注目されています。
ノス系とは明確な定義はありませんが、昔ながらのノスタルジックな雰囲気が漂うラーメン店のこと。
食やファッション、音楽などさまざまな分野で盛り上がっている昭和レトロや平成レトロブームがラーメンにも波及していると言えましょう。
最近はノス系を今風にアレンジさせた「NEOノス系」という言葉も生まれています。
創業40年以上の歴史を誇る 味もコクも濃厚な『ラーメンとん太』
『ラーメンとん太』が創業したのは40年以上前の1982年。
昭和57年というまさにレトロな時代です。
看板メニューは醤油とんこつの「とん太めん」と「味噌ラーメン」。
ラーメン業界のカリスマと呼ばれた先代会長はオープンから半年で行列のできるラーメン屋に育て上げ、味にほれ込んだお客様が「自分にもこのお店をやらせてほしい」と次々と名乗りを上げ、今では当たり前となったフランチャイズの先駆けとなりました。
現在でも先代会長が作り上げたレシピの伝統を守りつつ、トレンドの食材をアレンジしたり出店する地域によってはサイドメニューを充実させたり等と、時代やニーズにあわせた革新を忘れないお店です。
赤と白の看板に、店内の壁や天井などの木目が昭和ノスタルジーを感じさせます。
入店すると「いらっしゃいませ!」とスタッフが元気いっぱいにお迎え。
『ラーメンとん太』のとん太めん
「とん太めん」はとんこつなのか、しょうゆなのか、味噌なのか。一言で言い現わしにくい深みのあるとんこつ醤油がベース。クリーミーで優しい味わいなのに濃厚で、とんこつの臭みを感じさせません。食べ応えたっぷりの、お店の名前がついたラーメンです。
『ラーメンとん太』の味噌ラーメン
「味噌ラーメン」は、ピリ辛ネギやもやしなど野菜たっぷり!ガツンと濃い味噌スープに、つるつるでコシのある麺の組み合わせは鉄板です。味噌本来とコクと旨みが凝縮され、一口食べたらもう一口とクセになる味わい。お酢をほんの少し入れて味変もオススメです。
ラーメンに詳しい人によると、一世を風靡した透き通ったスープの淡麗タイプの次は、背脂チャッチャなど昔懐かしのこってり系が復権するとか。
変わり続けるラーメン業界で、ノス系の重鎮『ラーメンとん太』に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
ラーメンとん太 浜野店
住所:千葉県千葉市緑区市場町415-1
電話:043-268-6532
営業時間:日~木11:00~24:00、金・土11:00~25:30
定休日:なし
席数:48席
駐車場:あり